お金持ちになるために必要なことを考える

2019年4月14日

投資

勉強
お金持ちになることを目標に定め、これを実現するために蓄財優等生を目指すことを決めました。これは、その意思表明と行動計画(仮)です。

めざせお金モッティ💵

お金持ちとは

約2年前は老後資金5,000万円を目標にしていましたが、先月末時点での純金融資産が4,300万円となり、この目標は達成可能な水準に来ています。そこで目標をお金持ちになることに改めました。

お金持ちには明確な定義はありませんが、私は「NRI富裕層アンケート調査」の分類で定義されている富裕層を目標に定めました。

  1. 超富裕層(純金融資産5 億円以上)
  2. 富裕層(純金融資産1 億以上5 億円未満)
  3. 準富裕層(純金融資産5千万以上1 億円未満)
  4. アッパーマス層(純金融資産3千万以上5千万円未満)
  5. マス層(純金融資産3千万円未満)

現在の日本では、準富裕層でも十分な生活を送ることは可能です。それでも私が富裕層を目指す理由は、いわゆる経済的自由を獲得する入口がそこにあると考えるからです。

この統計では富裕層の年齢構成は、56歳以上が80%を占めています。これを踏まえ、当面の目標を50歳の時点で純金融資産1億円に定めました。これを達成するためには、50歳までに新たに5,700万円の蓄財をする必要があります。

蓄財劣等生であることを認識する

目標を定めたからには、ネクストアクションを決める前に現状分析が必要です。

少し前の本ですが、「なぜ、この人たちは金持ちになったのか」(トマス・J・スタンリー)で紹介されてる「年齢 × 0.112 × 年収」を用いて、私の期待資産額を計算しました。

私はアラフォー世代で、年収は約1,400万円(給与所得+運用益)です。ここから期待資産額を計算すると、40歳 × 0.112 × 1,400 = 6,272万円の純金融資産が期待資産額という結果が得られます。それに対して先月末時点での純金融資産は約4,300万円ですので、期待資産額に約2,000万円不足しています。

どちらかと言うと蓄財劣等生😭

自分では蓄財できているつもりでしたが、事実は異なっており、年収に対する蓄財が十分ではありませんでした。資産運用できていると思い込んでいた自分には、予想外の結果でしたが、これは事実として真摯に受け止めなければなりません。

一方で現在の年収の水準を維持した上で、蓄財優等生(=基準資産額の2倍以上)を目指すことで期待資産額が1億円を超えることから、私にも富裕層への道があることが確認できました🤗👍

最近5年間を分析すると見えてきた蓄財劣等生である理由

2012年から2018年までのデータを振り返えると、蓄財劣等生である原因が見えてきました。この期間は平均で約400万/年の資産増加額ですが、その内訳は以下の通りでした。

  • 給与所得を源泉とする新規投資が平均400万円/年
  • 資産運用損益は±100万/年

蓄財のほぼ全てが給与所得からの新規投資であり、資産運用での蓄財はゼロ、0、零、ZERO😭。全くお金が働いていないのです。

投資の内容を確認すると「積立投資」「高配当株投資」で得た年間100万円の利益を、キャピタルゲイン狙いの個別株の損失で吹き飛ばしているという事実が見えてきます。まさに「クソダサい投資家」になっている事実が浮き彫りになりました。

蓄財優等生になるためには、この投資行動を正す必要があることは間違いありません。過去を振り返ってみても、同じようなことを繰り返している自分がいました。

50歳で1億円を達成する作戦を考える

普通のサラリーマンである私が、10年間で5,700万円の蓄財を達成し蓄財優等生になるためには、基本に立ち返り「収入を上げて支出を抑え、確保した資金を良い資産に投資する」を実践する必要があります。そのためには、なにを置いても止血🤕をしなければなりません。

問題の投資を止めると得られる効果

私の場合、キャピタルゲイン狙いの個別株投資が資産形成に悪影響を与えていることは確実です。この事実を、実際に数字で確認しました。

この5年間に問題の投資で発生した損失で、合計500万円のインカムゲインを無駄にしています。この500万円(毎年100万円)のインカムゲインを、米国株インデックスに投資できていたと仮定すると、平均7%の利回りを含め約600万円を蓄財ができている計算になります。投資にタラレバはありませんが、この期間の米国株インデックスの成績を考えると、現実的な数字ではないでしょうか。

愕然としました😱。個別株投資の楽しさを優先するあまり、本来得られたかもしれない600万円が0円となり、非常に大きな損をしていた訳です😨🙀。600万円と言えば、LexusのGS🚗を買えるほどの値段です(車には興味がないけど)。

では、これから50歳までの10年間、問題の投資を止めて、米国株インデックスへの投資するとどうなるのか❓同じ条件で投資を続けられる保証はありませんが、単純計算では1,478万円も蓄財することが可能です。給与所得の蓄財4,000万円を合わせると合計で5,478万円⁉️。問題の投資を止めるだけで、10年後には蓄財優等生になれるかもしれないということが見えてきました。

その他の施策

問題の投資を止めるだけでも効果は大きいですが、「給与所得を上げる」「支出を抑える」「新たな安定投資先を見つける」などの打ち手も考えなくてはなりません。しかし、これらは短期的に効果を出すことが難しいことも事実です。

給与所得を上げるには時間がかかる

私の給与所得は、業界標準から見て高い水準にあります。これを更に高めるためには、1️⃣ヘッドハンティング(≠転職)で給与の高い会社に移る、2️⃣スペシャリティを高めてアップサイドを狙う、3️⃣キャリアチェンジをしてより高い給与水準の職種に変わるなどが考えられます。これらは、1️⃣を除いて短期的に達成できるものではありません。

私がアラサーぐらいの若い世代であれば、上記の全ての可能性を信じてアップサイドを狙ったことでしょう💦。

支出を抑えるにも限界がある

次に支出を抑えるですが、これもなかなか難しいと言わざるを得ません。

貧乏性なのか欲がないのか自分でも分かりませんが、酒、タバコ、ギャンブル、夜のお店などに興味はありません。また自宅も年収の1/10未満の賃貸に住んでおり、もう少し良い所に住めよ⁉️と言われるような環境です。見直しポイントがあるとすれば、1️⃣外食やコンビニ利用を減らす、2️⃣格安キャリアに変更するなどですが効果は限られます...ゴルフ⛳️は年間10万未満ですので、趣味として大目に見てください。

新たな安定投資先を見つける

これが年収を増やす一番の理想です。これまではペーパーアセットにのみ投資してきましたが、サラリーマンの信用を生かしたハードアセットへの投資に興味があります。

いろいろ調べていますが、結局は人脈や優良業者とどのように繋がるかが、ハードアセットへの投資のポイントです。ここが一番難しく、特に人付き合いの良くない私には、短期的に解決するどころか、一生解決できないかもしれない大きな課題になっています。実は、この芽が一番可能性が低いかもしれません。

まとめ

最近投資が不調で悩んでいたことをきっかけに、お金持ちになるという目標に向かう姿勢を言葉にしてみました。

  • 富裕層への道はまだ残されている。
  • 労働対価を上げる努力(下げない努力)をまだまだ続ける必要がある。
  • キャピタルゲインの個別株投資が足を引っ張っているので止めた方が良い。
  • 新たな安定投資先を見つけたいが簡単ではない。
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