投資に慣れていない人に取っては「インターネットバブル崩壊」、「リーマンショック」、「民主党政権時代の失策」などで低迷する株式相場をみると、インデックス投資でもリスクが高いと感じるかと思いますが、そんなことはありません。ドルコスト平均法でのインデックス投資は投資の王道であり、リスクを抑えた良い投資法です。
それは、私が約15年間にわたり毎月1万円を積み立て続けた実績で説明します。
日経225インデックスを積み立て始めた時期
私が積立投資を始めたきっかけは、確定拠出年金の約2年間の運用が思っていたよりも好成績だったためです。私が投資を始めた2001年に確定拠出年金制度が始まり(当時は日本版401Kと言われていた)、当時勤めていた会社にも企業型の確定拠出年金が導入されました。当時の私は、個別株での投資を個人で行い、安定ベースのインデックス投資を確定拠出年金で行うスタイルでした。しかし、確定拠出年金の運用開始から2年経過してみると、トータルでのリターンに大きな差はありませんでした。
「これならインデックス投資を増やした方が良くない?」という思いから、2004年4月に日経225インデックス投信への積立投資を開始し、気がつけば14年10ヶ月(178ヶ月)の積み立てになっています。
投資している日経225インデックス投信
投資している日経225インデックス投信は、以下の通りです。
- ファンド名:日経225ノーロードオープン(ISIN CD : JP90C0001530)
- 運用会社:アセットマネージメントone
- 信託報酬:0.8%
- 分配金:分配金再投資
長期投資であるほど、信託報酬を低く抑えたいものですが、この商品はそれほど良いものではありません😭。2018年からは、積立NISA用の商品が設定されたことにより投資環境が大きく改善されており、信託報酬の安い日経225インデックス投信が数多く設定されています。しかし当時としては、この日経225インデックス投信は、手数料の低い優良な投資信託でした(今でも良くはないですが、悪くもないという感じです)。
日経225インデックス投信への積立投資の成績
2019年2月末時点での日経225インデックス投信の成績です。配当金再投資を行なっているため、複利効果も効いてかなり良い成績になっています。
- 投資額:1,780,091円
- 基準価格:15,011円
- 個別元本:8,550円 (11,724.10円)
- 保有口数:2,093,621口 (1,684,523口)
- 評価額:3,142,734円 (2,528,637円)
- 損益額:1,352,689円 (748,546円)
- 損益率:75% (42%)
※ 括弧の中が分配金再投資をしなかった場合の数値です。
ドルコスト平均法での積み立てと分配金再投資の複利結果が効いて、投資額に対して1.75倍になっています。もし分配金再投資を行なっていなかった場合は、2,528,637円(+42%)にしかなっていませんので、複利効果は大きいですね。
今後の日経225インデックス投信への投資
今後日経平均が大きく下げた場合には成績は悪くなりますが、それは積立投資に取っては平均取得単価を引き下げるチャンスでもあります。そのため、日本経済が回復不能なほどに低迷する未来が見えない限りは、積立投資を続けるつもりです。
まとめ
投資初心者には、日経225インデックス投信であっても敷居が高く感じるかもしれません。しかし、実際に15年間...たった1万円ずつ投資を続けるだけで、これほど大きな効果を得ることができます。
最近は、個人型確定拠出年金(iDeCo)、企業型確定拠出年金、積立NISAなど優遇税制を生かした長期の積立投資の環境も整っており、投資環境は大きく改善しています。
私の実績は一つの例でしかありませんが、投資に悩んでいる初心者の方は参考にしてみてください。
最近は、個人型確定拠出年金(iDeCo)、企業型確定拠出年金、積立NISAなど優遇税制を生かした長期の積立投資の環境も整っており、投資環境は大きく改善しています。
私の実績は一つの例でしかありませんが、投資に悩んでいる初心者の方は参考にしてみてください。
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