私も、今月から暗号資産の積み立てを始めようと考えていますが、ボラティリティの高さが気になっています。ボラティリティが高いということは、分散の頻度を高めないとドルコスト平均法の効果が薄れてしまいますよね。
ということで、暗号資産の積立投資を始める準備として、週足と月足の終値で積み立てのシミュレーションを行いました。
積み立て候補の暗号資産
今回積み立て候補にしている暗号資産は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の3通貨です。これらの暗号資産は、私が投資先の候補としているものです。暗号資産の中では、利用者が多く信頼できるヒストリカルデータも十分にあります。
暗号資産を週次で積立投資した場合
2018年3月から2019年2月までの間、それぞれの暗号資産に毎週2,500円ずつ投資をしたシミュレーションを行い、積み立て結果を2019年3月8日の終値で時価評価してみました。
ビットコイン | イーサリアム | リップル | |
投資額 |
¥130,000
|
¥130,000
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¥130,000
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暗号資産 | 0.21223675 | 5.34588873 |
2,761.550053
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終値 |
¥431,405
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¥15,153
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¥34.099
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評価額 |
¥91560
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¥81006
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¥94166
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損益 |
-¥38440
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-¥48994
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-¥35834
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暗号資産を月次で積立投資した場合
週次と同様に2018年3月から2019年2月までの間、今度はそれぞれの暗号資産に毎月10,000円ずつ投資をしたシミュレーションを行い、積み立て結果を2019年3月8日の終値で時価評価してみました。
ビットコイン | イーサリアム | リップル | |
投資額 |
¥130,000
|
¥130,000
|
¥130,000
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暗号資産 |
0.19903717
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5.10213141
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2,556.486110
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終値 |
¥431,405
|
¥15,153
|
¥34.099
|
評価額 |
¥85866
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¥77313
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¥87174
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損益 |
-¥44134
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-¥52687
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-¥42826
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まとめ
週次と月次はどちらも損失ですが、週次の方が年間で約4〜5%も損失が小さくなっています。やはりボラティリティの高さを低減するため、月次よりも週次で分散投資する方が、今の暗号資産には合っているようです。
ハイプサイクルで言う幻滅期に入っている暗号資産は、しばらくは低迷する可能性が高いと思われます。しかし私は、数年以内に拡大期に入ってからは、右肩上がりに資産価値を高めて行くものと考えています。アーリーアダプターが興味を失い、相場が落ち着き始めている今、こつこつと毎週積み立てで暗号資産に投資し、来るべき拡大期を待ちたいと思います。
【蛇足】どこかの業者が毎週積立投資を始めてくれないかな
OTCで不透明な価格形成な上に、マーケットに十分なリクイディティを提供できるカウンターパーティも存在しないので、FXとは違い業者ごとの価格差が出やすいし収束も遅い。そんなんだから、終値保証で手数料無料という毎週積み立て商品も、簡単に実現できると思うんだけどなぁ。
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