NISA口座で5年間投資をした結果

2019年6月23日

NISA 実績 投資


一般NISAでの5年間の投資成績です。投資成績と言っても、まだ手仕舞いしたものはありませんので、あくまでも現時点での評価です。



投資成績


2014年にNISA制度が開始されましたが、私が口座開設を行なったのは2015年です。なぜ1年見送ったのかは覚えていませんが、たぶん手続きを忘れてしまっただけだったような気がします😓 そんな理由で、私のNISA投資成績は2015年分からです。

そして現時点でのNISA口座の投資成績は次の通りです。

投資額(円貨)時価評価額評価損益配当額損益率
2015912,000936,80024,800164,16020.72%
20161,177,8451,660,904483,05981,52847.93%
20171,163,295909,549-253,746145,930-9.27%
20181,134,2181,177,54943,33174,92310.43%
20191,124,7711,390,744265,973023.65%
合計5,512,1296,075,546563,417466,54118.69%

各年ごとにテーマを変更して試行錯誤の結果、成績が大きくバラついています💦
それでも全体を通して18%の含み益というのは、まあまあな成績ではないでしょうか。

投資先について

この5年間、それぞれの年でテーマを分けており、そのテーマに沿った1〜2社に投資しています。

2015年 : JREIT

JREITへの投資を検討していた‼️ それだけの理由でトーセイ・リート投資法人 (3451)に投資しました。正直なところ、NISA口座か特定口座かの検討もせずに、NISA口座で買付を行いました。

数あるJREITの中からトーセイ・リート投資法人(3451)を選択した理由は、
  • 首都圏を中心として不動産を保有している
  • 投資先が比較的分散している
  • 分配金利回りが悪くない
と言ったあたりが理由です。

JREITらしくキャピタルゲインはほとんど得られず、インカムゲインで利益を確保している感じです。


2016年 : 米国低位・成長株

NISA口座は5年の目安があるため、比較的短期間で利益の出る投資が有利だろうと考え、当時低位に放置されていた、オラクル(ORCL)とファイザー(PFE)に投資しました。

両社ともに他社に出遅れたと見なされていた銘柄でしたが、
  • 市場で圧倒的に強い商品を持っている
  • 技術基盤もしっかりしている
  • 経営も問題なさそう
との判断から、巻き返し可能だろうとの期待がありました。

その結果、目論見通りに値上がりをし、現時点で成績一番🥇です。


2017年 : 米国高配当株

2015年に投資をしたトーセイ・リート投資法人(3451)の分配金を見て、意外にバカにならないと感じ、高配当であるピツニー・ボウズ(PBI)とロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)に投資しました。2016年には、「比較的短期で利益を出す必要がある」と考えていながらの心変わりです。

また、ピツニー・ボウズ(PBI)を投資先に選んだのは「ビジョナリーカンパニー2」を読み返していたことの影響ですが、これは完全に失敗でした😭

ピツニー・ボウズ(PBI)の業績不振からの株価下落と減配により、現時点では最低の成績❌です。さすがにこの水準からの巻き返しはないだろうと諦めています😵


2018年 : 米国通信株

米国通信株は、比較的安定したキャッシュフローを生み出していることに加え、有象無象の5G関連銘柄の中では比較的先を見通すことができると考え、AT&T(T)とベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)に投資しました。

一般的に通信株はインカムゲイン狙いと言われます。しかし5Gの普及が進むここ数年は、企業の成長も期待できると考えています。そのためNISA口座の5年でキャピタルゲインを得て、特定口座に払い出してからインカムゲインを得る形に落ち付ば良いなという作戦。

1年間で10%の含み益になっていますので、悪くないスタートです。今後5Gの展開やコンテンツビジネスで伸びていくことを期待しています。


2019年 : 米国成長株

4年間に渡ってテーマを変えながら投資をしてきましたが、やはり5年という目安がある以上は、比較的短期に株価が上がる銘柄(=成長株)が適しているのではないかと初心に立ち返りました。米国の成長株と言えばIT関連ということで、アトラシアン(TEAM)に投資しました。

この企業はメジャーではありませんし、主力製品もITエンジニア向けのツールであり、コンシューマ向けの大きな市場を持っている訳でもありません。その意味では投資に不安もありました。しかし、ライセンスモデルからサブスクリプションモデルへの転換も上手く進んでいるようですので、数年後にはアドビ(ADBE)のような存在になることを期待しています。

とりあえずは半年弱で23%の含み益になっており、今は思惑通りの展開🎉です。


まとめ

いろいろと浮き沈みはありますが、5年という投資期間を考えて銘柄を選択することが何よりも大切ですね(なにをいまさら当たり前のことをと…)。

18%の含み益は、自分の投資の実力からすると良くできている💮と、概ね満足しています。ピツニー・ボウズ(PBI)が、全くビジョナリーカンパニーじゃなかったことは、それを見極められなかった自分に反省です。

最後に年ごとのNISA口座での投資先です。今は悪くない成績ですが、それぞれの5年目にどのような成績になるのでしょうか☺️
銘柄
2015トーセイ・リート投資法人(3451)
2016オラクル(ORCL)
ファイザー(PFE)
2017ピツニー・ボウズ(PBI)
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)
2018AT&T(T)
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)
2019アトラシアン(T)
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